レイのアラカルト〜映画・小説のお話、オリジナル小説など〜
DXLIVEでパフォーマーをやってるREIrangureこと、レイです♪ このブログは、レイが見た映画、小説の話など、アラカルトな雑文をUPするブログです。 あなたもレイと一緒にアラカルトな時間を共有しませんか?
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願い(「理想のクリスマス」)
2011年12月18日 (日) 14:42 | 編集
 隆之が足を踏み出すと、アスファルトは小さな音を立てたので彼はそれに気づいた。
 随分前から降っていたのか、足元には薄く、雪の層が灰色の路面を覆っていた。見上げてみると、ビルのはざまから区切られて見える空は灰色だ。そして、そこから降りてくる白い雪。どこか自分を包んでくれているようで、隆之は苦笑する。そんな自分が、自分でもどこか芝居がかっていて滑稽だ。 何だ?俺は。みっともなく孤独な部屋から逃げ出してきておいて、外へ出れば今度は一匹狼の主人公でも演じようっていうのか?
 そう思うとほんとに笑いがこみ上げてきそうになって、だが急速にそれは冷めてしまう。
 風が冷たい。
 彼女が呼んでいるように思えた。
 来て欲しい。
 今すぐ来て欲しい―――。
 
 クリスマスの相手がいなかったわけじゃない。ただしそれは、画面の中だった。
 例年なら忙しいはずのこの時期。商品の納期が遅れて、今年も残業かと半ば安心していたら、遅れ過ぎで納期が延期となり、それでかえってヒマになった。それだけならまだいいが、同僚が妙に気を利かせて隆之を早く帰れとせかす。何を勘違いしているのか。同僚の妙な気遣いに隆之は苦笑した。しかし、隆之にはひそかにまだ希望があった。いや、そんな気がした。
 それがアダルトライブチャットサイトで見つけたミサキという女の子だった。半年程前、新人として紹介され始めたそのときの紹介記事。幾人かの紹介されている新人の女の子の中、妙に垢抜けないのでかえって目立っていた。どこかで会ったことがあるような気がした。刺激的なエロ文句でアピール全開のぴちぴちとした若い子の中で、月並みな挨拶とやや的外れ気味の自己紹介文。ライブチャットはもっぱら「抜き」目的だった隆之が、どうしても気になって、結局彼女の「部屋」を訪れることになったのは、おそらくその紹介記事で使われていた顔写真の画像のせいだった。うつむきがちで、いかにもぎこちなく微笑する写真はやはり垢抜けないものだ。華やかさこそ乏しいが、すっきりとした優しい美しさが現れていた(と、隆之は思っている)。それは何故か隆之の胸に鮮やかな印象を残していた。
 しかし実際部屋を訪れてみると、顔見世はNGだった。
 それは実のところかなり残念だったが、かっこよく気にしてないフリをする。その代わりではないが、彼女の声は、隆之が想像したとおりのものだった。楚々としていて、女らしい優しさがはしばしに感じられるような・・・、と言えば多少ひいき目がすぎるのだろうか。交わされる会話。笑い。決して話し上手とは思えない自分だが、彼女と話していると自分でも自分がなかなか気の利いた男のような気がしてくるのが不思議だった。同時に、彼女にのめり込んでいく自分が分かった。だが、気にならないことがないわけではなかった。
 彼女はいつも夜遅くまではいない。夜は誰かを待っている。そんな気がしていた。
 ただ、隆之に分かっていたのは、彼女のライブチャットでの名前であるミサキは、彼女の本名であるということだけだった。それは、彼女が隆之に送ってくれた写真の一枚から分かったことだった。隆之はその写真の端に移っている小さなバックの取っ手に見える小さな文字を、写真を拡大して調べたのだ。みっともないことだが、隆之はどうしても彼女の名前が知りたかったのだ。というのも、最初に彼女にあったとき感じたあの既視感。どこかで見たことがあるようなあの感覚が本当であったのかどうか、確かめたかったからだ。
 写真に写っていたバックの取っ手の文字は、縫い付けられた刺繍のようだった。
 進藤美咲。
 文字はそう読めた。
 隆之の全く知らない名前だった。

 クリスマスを祝って乾杯をした。画面と向かい合って。一抹のむなしさは無視する。当たり障りのないお話。だが、今までのクリスマスの話となるとぎこちなかった。野暮な話題だったと反省した。時間は矢のように過ぎていった。クリスマスのプレゼントをあげた。結局ポイントをあげるしかなかった。ライブチャットはポイント制で、ポイントがそのままお金になるのだ。野暮を重ねる自分を駄目な男と思ったがそれしかなかった。彼女もお礼を言う。二人の気持ちが一番近づかなければならないはずのシーンなのに、一番の距離を感じた瞬間だった。否応もなく、あのときのことが記憶に蘇る。
 あの日、ミサキと隆之が普通に軽い話をしていたはずのときだった。
 彼女が泣き急に始めた。どうしたの?と聞いても何も答えてくれない。何か辛いことがあったのか?それとも自分が何かやらかしてしまったのか?チャット画面に、心のこもるはずのない文字が無機質に並んでいく。 
 そして彼女は言ったのだった。
 来て欲しい。
 今すぐ来て欲しい、と。
 今でも、あれから随分時が経った今でも、そのことを思い出す。切実な声。涙。それが自分に向けられているという事実。困惑、感動、そして痛み。本当に彼女は自分に来て欲しかったのか。だが、その後に聞こえたかもしれない言葉は今でも否定したい思いだった。実際、聞き間違いだったのかもしれない。隆之には彼女がこうも言ったような気がしたのだ。
 助けて欲しい。
 だが少し時間が経つと嘘のように彼女は気を取り直した。ごめんなさい。何でもないの。どこかで聞いたようなセリフ。そして、その少し後には笑みさえ浮かべていた。無理に作った笑顔だったのか。むしろ少し前に泣いていたことの方が嘘だったのではないか。そう思ってしまうほど急な、彼女の変わり様だった。そしてそれから二度と、そういう話になることはなかった。
 あれは本当のことだったのだろうか?
 もし本当ならなぜあのとき俺は、すぐ行くと言えなかったのだろう。何度となく繰り返した後悔の思いを、隆之は噛み締める。
 
 クリスマスの夜は過ぎ去る。
 結局、ミサキとは7時頃に別れた。この後実家に帰るのだという。本当だろうか、と頭をよぎる疑念を振り払うようにして隆之は部屋を出た。孤独から逃げ出すために。
 突然、雪が強くなった。
 道を見失うほどだった。ありえないほどの雪。意識が薄れていくような白さ。その中に明かりが見えてくる。小さな店。喫茶店のようだった。こんなところに店があるなんて。8時閉店。あと1時間ある。隆之は灯を求めて店に向かった。
 扉が開くと同時に鈴が鳴った。古びた雰囲気だったが、小奇麗な店内。蝋燭を灯すような黄色い電灯に、反射するように見えたのは、さまざまなクリスマスの飾りつけのようだった。。いるのはマスターらしき老いた男だけ。客は誰もいない。ブレンドを持ってきたマスターに飾り付けのことを言うと、暖かい笑みを浮かべて言った。
「子供がいましてね。何もしてやれないが、気持ちだけでもと思いまして。」
 ふと見ると、カウンターに小さな子供が隠れていた。頭が揺れているのがかろうじて見える。
 暖かい気持ちになった。何だろう。ミサキと一緒に夜を過ごすことができなかったのは残念だったが、こんな隠れ家に招待してくれるとは。サンタも粋な計らいをするものだ。クリスマスは恋人同士で過ごすなんて、今では当たり前のように言われているが、元々は子供のものだ。その方がよっぽどいい。暖かいコーヒーをすすりながら、窓際から眺める雪を見ると、心まで温まってくるように思えた。
 そのとき、再び鈴が鳴った。少しうとうとするような夢見心地を冷ますように彼女は飛び込んできた。と同時に、思わず驚いて見つめてしまった隆之と目があった。見開いた目が、互いに見つめあう時が流れる。彼女の口が小さく動くのを隆之は認めた。それから、彼女ははっきりとした声で言った。「藤木さん」
 隆之は笑った。
「お久しぶり」

 彼女、中川美雪は、迎えに飛び出してきた女の子を抱き上げて一度店の奥に入ると戻って来た。そして、
「私に会いに来てくれたわけじゃ、ないですよね?」
 と彼女は言った。小さく笑いながら言う彼女に以前と変わらない様子を見つけて、隆之も笑みを返していた。
「残念ながら」
 そう答えて、ここにたどり着いた経緯を彼女に話した。彼女は驚きながらも、隆之とまた会えた喜びを隠さなかった。隆之もまた、信じられない思いだった。この喫茶店へと導いてくれたあの雪が、彼女のように思えたのは勘違いではなかった。
 彼女と出会ったのは今の職場で、5年以上前のことだった。派遣社員としてやってきた美雪と隆之は同じある会社のシステムの開発チームとして一緒に働いた。納期間近のときは一緒に徹夜したこともある。最初に会ったときから、彼女とは気が合った。惹かれ合っていることは分かっていた。しかし、隆之が機会を待っているうちに、美雪は急に本社の意向で地方に転勤となって、隆之の前から去っていったのだった。
 思い出話や同僚の近況について一通り話したあとのことだった。女の子は美雪の子供であり、彼女は毎晩仕事が終わると実家に帰り、父に預けている子供と一緒に過ごすことを知った。
「そうか。結婚してたんだね。」
 彼女はそのことに触れると心なしか沈んだように見えた。彼女はうなづいた。
「でも、すぐ離婚したんだけどね。だから、名前は今も、中川美雪のまま。」
「そっか」
 誰にでも失敗はある。
「でも、可愛い子供じゃないか」
 少し気持ちを盛り立てるように隆之はそう言ったが、
「うん・・・」
 彼女は無理に笑ったきりだった。彼女が目を向ける先で、女の子は、カウンターにあるトナカイとサンタの人形を並び替えるのに忙しいようだった。
 呼び鈴が鳴る。
「いらっしゃい―――」
 言いかけたマスターの声が詰まったかのように聞こえた。「進藤さん―――」。マスターの声音は明らかに変わっていた。と、同時に、
 おおぃ!きたぞう!
 野太い声が響いた。驚いて見ると、開いた扉のところに、スーツ姿の赤ら顔の男が立っていた。
「誠一さん・・・」
 美雪が唖然とした声でつぶやく。その声を聞いて、誠一と呼ばれた男がチラと美雪をいやらしい目で見たような気がした。
「ほうら、お父さんが来たぞ。サンタさんの登場だ!あはは」
 笑い声を上げながら、逃げようとする女の子の手を取る。「いやだ」、手をつかまれたまま逃げようとする子供の声に、「やめなさい!」というマスターの声が重なる。「邪魔だどけ!」という声とともに、マスターは振り払われてた。思わず隆之は「あっ!」と声をあげる。床に弾き飛ばされたマスターに駆け寄る。「大丈夫ですか!?」。隆之が片膝をついてマスターを助け起こすと、マスターは「大丈夫」といってうなづいた。すみません、すみません、と謝るマスターを遮って隆之は尋ねた。
「あの人は?」
「進藤さんです。美雪の別れた旦那です。暴力ばかり振るうので別れたんだ。だが旦那はあきらめてくれなくて」
 一つ一つ。噛み締めるような言葉でマスタがそう言ったとき、
「藤木さん!」
 助けて―――。そう聞こえた気がした。声に振り返るのと、店の扉が閉じるのが同時だった。美雪もあの子もいない。進藤が連れ去った、と分かると同時に隆之も追いかけて店を飛び出していた。
 
「何やってるんだ!」
 隆之は言った。
 雪の中で揉み合っていた誠一はその声に驚いて隆之を見た。
「なんだ、あんたは」
 誠一は、美雪と女児をほおってゆっくりとこちらへやってきた。そのまま値踏みするように隆之を見ていた誠一は、
「ははぁん、美雪の新しい男だな?」
 と言った。そうして隆之の胸倉をつかもうとする。隆之はその手を振り払うと、躊躇なく彼を雪の中に突き飛ばしていた。誠一はあっけなく声もなく、そして音もなく雪の中に倒れ伏した。
「帰れ!」
 誠一に向かって隆之は叫んだ。誠一はゆっくり立ち上がる。向かってこようとする誠一に、
「二度と来るな!」とさらに隆之が言うと、誠一は小さく舌打ちしたように見えた。そして、隆之と誠一の様子をただ見つめている美雪達に何か一言言おうとしてやめた。黙って雪の中を立ち去っていく誠一を見送りながら、隆之はふと思った。
 サンタが与えてくれたのは、チャンスだけだ。
 誠一が曲がり角に見えなくなる。
 そして、チャンスをもらったならば、後は自分の力次第だ。
「大丈夫?美咲!」
 美雪の声が聞こえた。見ると、誠一に無理やり雪の中をひきずられたのだろう。美雪が子供に付いた雪を払っている。
 「大丈夫かい?」誠一も一緒になって美雪と美咲の雪を払う。
 俺は守れるだろうか。これからもずっと、こうやって彼女を助けていけるだろうか。
 来て欲しい。
 そう心から言われたとき、何を置いてもかけつけてやれるだろうか。いつでも。例えクリスマスではなくても。
 最初に彼女を喫茶店で見かけたときから気づいていた。そして、子供に「美咲」と呼びかけた瞬間、それは確信に変わった。
 美咲が店の中に走り去っていき、雪の中には美雪と隆之だけが残される。無言でただ見つめてくる美雪の瞳の中に、感謝と安心と、それ以外の何かがないまぜになっているのを隆之は認めた。そして言った。
「来たよミサキ。遅くなってごめん。」
 美雪の瞳が大きく見開かれた。
 
 二人は見つめ合っていた。いつまでも見つめ合っていた。


堕ちる女(「心に思わず火がついてしまった浮気」)
2011年12月11日 (日) 15:07 | 編集
 痛みは癒される罪である、しかし快楽は癒されることのない罰である、と誰かがどこかで書いていたのを沙希は思い出す。
 あのことは、心の隙間に入り込まれたとしか他に言いようがない。というと、自分が被害者のようだが、実のところそれははなはだ怪しかった。ただ自分が女だからという理由だけでそう言ってはみるものの。本当にこんなことが許されるほど、高志は悪いことをしたのだろうか。ただ最近少し冷たいとか、ほっとかれてるというだけで?
「すごい腰遣いじゃない。よっぽどたまってた?」
 確かに騎上位の体勢で自ら腰を動かしていたのは沙希のほうだった。しかし、その言い方にかすかに含まれる
女への侮辱を感じて恥じらいとともに、かすかに怒りを覚えて口を開きかける。それを読むかのように女を扱いなれた男の手は敏感になった沙希の乳首を弄ぶようにいじくり始める。
「あ・・ん」
 そうして結局口にするのは単なる喘ぎ声、よがり声になってしまう。途端にほてった体の芯から熱い液がしたたりあふれて、
男のそれと絡み合うのが分かった。その上畳み掛けるように固くなったもので烈しく下から突き上げられれば、
「いやぁぁ―」
 言葉とは裏腹に紅潮した体を震わせながら、沙希はただの女になるしかない。ほっておけば弾むように揺れるているはずの乳房をひきちぎるほどにわしづかみにされて、
「またいっちゃううう。。」
全身を震わせながら、沙希は泣くような声を上げていた。

 思えば高志とは優しいセックスしかしたことがなかった。きらめく川の流れのような清らかな愛撫、そして感情とともに高まっていく恍惚感。男性経験自体そう多いとは言えなかった沙希にとってはそれは目の前に開けた新世界に思えた。それが一年前。
 最近、忙しさを理由に沙希にやや冷たくなった気がした。だがそれは沙希が勝手にそう思っていただけかもしれないい。。
独りよがりにすねていただけなのか、ただ悲劇的なムードに酔いたかっただけなのか。
 沙希はひとり、行きなれないバーの扉を開いていた。
 そこで話しかけてきた肌の浅黒い男。サーファー風というのだろうか。今までの沙希の人生では全く縁もゆかりもない人種だった。
笑いをとりまぜながらの巧みな会話。そして、周りからは清楚な美人と言われることの多い沙希の上品な顔立ち、肌の白さを褒めてくる。悪くない心持で話を聞いているうちに、いつしか話は沙希のスレンダーな割には突き出た乳房、張り出した腰つきや細く伸びた脚、セックスの話題に触れてきたときにはもう随分酔わされていたに違いなかった。

 それからまだ2時間程しか経っていないとは。
 場末のラブホテルの一室には、男の手馴れた女の扱いに完全に翻弄された沙希のあられもない嬌声がこだましていた。
四つんばいにさせられてからの男の指使いに、沙希はこれ以上ないほど開ききった尻を震わせる。
 こんなことさせられるなんて・・・。沙希のそんな声は男には全く聞こえてないらしかった。
「すごいぐちょぐちょじゃない。お尻の穴まで丸見えでひくひくさせちゃって。沙希ちゃんエロぉ。。」
「お願い・・もう」
消え入りそうな声で沙希は言う。
「お願い、何?」
「欲しいの。」
「欲しいってこれ?」
 男は黒々とした硬く、太い物を手で揺らせて見せる。
 余裕なくうなづく沙希。
「欲しいって。でも沙希ちゃん彼氏いるんでしょ?こんな格好で別の男のちんぽねだっちゃって。いいの?」
 言葉とは裏腹に、男の指使いは激しさを増す。こねくり回されたあそこのびちゃびちゃという音が沙希の耳にすらはっきりと聞こてきて、沙希は完全に理性を失った。
自分の声が他人のそれのようにホテルの一室に響き渡っていた。
 お願い入れて。その黒いの、沙希のに深くぶちこんでぇ。。。
 
 それから後のことはよく覚えていない。いや、覚えてはいるが、それは何だか断片的な記憶なのだった。
 ただ何故かはっきり覚えているのは、何度めかの交合の合間。仁王立ちに立つ男の、精液と愛液に塗れたものを、沙希がひざまづいて丹念に舐めあげているところだけだった。瞳ををうるませながら。うっとりとしとした表情で。それを思い出すにつけて、沙希は、もう戻れない日々と、自らの罪、そして与えられた罰を思うのだった。

職場での情事
2011年12月06日 (火) 09:19 | 編集
「何?どうしたの?」
人気のない会社の廊下だった。
加奈子はかすかに怒りを含ませて、にらみつけるように言ってみる。かすかに上気して赤くなった自分のそんな表情が、かえって相手の欲望を刺激することなど気づきようもない。笑みを浮かべた目で正面から見返してくる圭介に、
かえって加奈子の方が少し気後れしてしまった。さっと手首をつかまれる。
「ちょ、ちょっと。。。」
 思わず手を振り払おうとしたが、圭介はがっちりつかんだ手首を離そうとしない。
「やめて」
 小声で抗議するのもかまわず強い力で引き寄せられ、抱きすくめられる。こんなところで―。そう言葉にしようとした口を相手の口でふさがれた瞬間。体に電撃が走ったような気がした。
「ん・・んふぅ・・・」
 ねっとりした舌と唾液の感触に、思わず体が反応した。のみならず、自ら相手の舌に舌を絡めていた。全身の力が抜けるような感覚。足元の床がぬけるような気がして、加奈子は強く抱きしめてくる圭介の両腕に体を任せていた。

 昼下がりの職場でのことだった。
加奈子はデスク中央にある椅子から立ち上がって前のめりの体勢で電話の応対をしていた。
突然のことだった。
 ぽん、、と、加奈子の腰。いや、お尻から股間にかけて手が置かれた。置かれただけでなく、パンツごしに指をあそこの筋にそわされ、割れ目にもぐりこむほどに強くぐりぐりと深く揉みこまれたのだ。もろに加奈子の一番弱い部分だっただけに思わず「あっ」と声を上げていた。
 一瞬、みんなが自分のほうに注目したような気がした。慌てふためいて、その指が誰のものなのか振り向く余裕もなく、すみません何でもありません、と電話越しに頭を下げる加奈子の向こう側を、外回りから帰ってきた圭介が悠々と歩いていくのが見えて唇を噛んだ。同時に、昨夜のホテルでの情事のワンシーンが否応もなく頭に浮かぶ。ホテルのカーテンのない窓に加奈子は顔を押し付けるようにして立たされていた。
 後ろから形のよい乳房をわしづかみにされてると同時に、指であそこを乱暴にかき回され、加奈子は尻を振りながらあられもない声をあげていた。4階の大きな窓際の部屋。誰かに見られているかもしれないという感じが、たまらなく興奮をあおった。普段、その容姿のためか、やや高嶺の花のように言われがちな加奈子にそういうところがあるのを、圭介は最近知ったのだった。
そして―――。
 我に帰ると、気づかないうちに加奈子は、無機質なオフィスの椅子の上で小刻みに左右に揺れていた。椅子に押し付けることでお尻の割れ目を開いて、
むき出しになった女の部分をこすりつけようとしているのだ。こんなところで自慰行為を始めようとしている自分に半ば愕然として加奈子は顔を赤らめた。
圭介に言われてはかされているあのすけべなパンティは、もうぐっしょりと濡れていることだろう。
 ふと顔を上げると、みなが無関心にパソコンの画面に向かう中、圭介だけにやにやとした顔をこちらに向けていた。
 もはや仕事は完全に手につかなくなったといっていい。それを見越したように、圭介はしきりに加奈子に目配せを送ってきたのだった。

 連れ込まれた男子トイレの個室で加奈子はパンツスーツを脱がされた。あらわになった白のTバックパンティのその部分は、ぐっしょりとしみを作って濡れていた。
「びしょ濡れじゃない」
 圭介はそう言って、パンティにくっきりと浮かんだ筋を指でなぞり上げる。「あん・・」と思わず漏れた声。その反応に圭介は満足したように口元をゆがめた。
「ねぇ・・扉、閉めてよ」
 加奈子は何故か弱気に懇願することしかできない。さっきから何度も言ってるのに、圭介は個室の扉を閉めてはくれないのだった。実際、加奈子も口でいやがりこそすれ、その状況に何か期待を感じていることは間違いなかった。
しかし、誰も使ってないビルの3階のトイレとは言え、誰かがやってきたらどうするのだろうか。だが、今度も圭介は答えず、今度はパンティの前の部分をつかんで引き上げてきた。パンティが鋭い三角形を描いて割れ目を左右に押し開き、加奈子の敏感な部分をこすり上げてくる。
 「いやぁぁ・・ん」思わずそんな声を上げていた、が、自分でも喜んでいるようにしか聞こえない。ぐいぐいと左右に抑揚をつけながらパンティを引き上げる圭介の手の動きに合わせて、加奈子は腰を振ることしかできない。より深く食い込むように自ら尻を振るようにしながらしゃがみこむように腰を落としこんでいくと、自然と圭介が便座に座って足を開き、その前に加奈子がひざまづく形になった。
「自分ばっかり楽しんでないで、俺にも楽しませてよ」
 そう言う圭介のものはズボンごしにはっきりとわかるいきりたっていた。言われるまでもなくはやる気持ちのままズボンのベルトをはずし、加奈子は文字通り飛び出すようにして現れた太いそれにむしゃぶりつく。これ以上ないほど食い込ませたTバックの尻をトイレの出口に向かって開きながら、男のちんぽをしゃぶっている自分。そんな自分にたまらく興奮をあおられていた。
 我慢汁に濡れていたはずのそれをいとおしむように舌でねっとりと舐め上げると、次には一気に深く、奥まで、その太いものをくわえ込んでいた。圭介の顔に、憑き物の落ちるようないいようもない表情が浮かぶ。
 攻守交替の瞬間だった。
 じゅぼじゅぼと口をおまんこのようにして出し入れしながら、ブラウスをはだけ、ブラジャーをはずす。途端にブラが弾けるように加奈子の形のよい乳房が現れた。唾液でびしょびしょになった圭介のものを、乳房ではさみこんでもみ上げる。圭介のお気に入りのパイずりだった。さっそく圭介も加奈子のぴんと立った乳首に手をのばし、つまみあげてくると、「あはぁ・・」快楽に思わず息が漏れた。とたんに体の芯から愛液がまたあふれてくるのが分かる。気持ちの高ぶりのままパンティとブラウス、ブラも脱ぎ去り、完全に何もつけない状態になった状態で自分で乳房をもみながら、お尻をトイレの出口に向ける。
今誰かが入ってくれば、男のものをしゃぶりながら、全裸で四つんばいに近い格好の自分が丸見えである。
 ぱっくり割れた白い尻の間から、ぐっしょり濡れたあそこや、ひくついているアナルまでむきだしの状態に違いなかった。
 完全な変態と化した自分に異様な高ぶりを覚えた加奈子がものすごい勢いで圭介のものを愛撫した、
その何度かのストロークでのことだった。
「ちょっ・・加奈子、やばい」圭介が泣くように叫んだ。
 だが加奈子は止めなかった。一瞬、口の中でそれが脈打つような動きをしたかと思うと、弾けるような感覚が口に広がり、思わず加奈子は顔を引いてしまっていた。
「うっ・・うあ・・・」
 ひくんひくんと痙攣するそれからはなおも白い液体が小さく吹き出ている。「掃除してあげる」加奈子は思わず顔を寄せると、まだひくついているそれを口に含むと、
その苦い液体を丹念に舐めとり始めた。「加奈子・・そんな・・・」言葉とは裏腹に圭介のものは、加奈子の舌の感触に再び元気を取り戻し始めていた。


めちゃ!お久しぶりです♪
2011年12月06日 (火) 09:07 | 編集
お久しぶりです(o^-^o)
3年ぶりくらいですが、
更新してみました。

パフォログコンテストで小説を募集していたので、
ブログ更新することにしました(^^;
3つのお題だそうです。
,△覆燭陵想のクリスマス
△△覆燭龍淑海垢訖場での情事
心に思わず火がついてしまった浮気

この3つ全部に挑戦する予定です!
UPするので読んでくださいね( *^-゜)/⌒☆゛

明けましておめでとうございます♪
2009年01月04日 (日) 00:49 | 編集
明けましておめでとうございます♪
今年もどうぞよろしくお願いしますo(*,",)oぺこり

気づけばもう4日・・・。
新年の挨拶には遅すぎるのですが、
とにかくしないわけにはいかないのでo(*,",)oぺこり
それにしても、
みなさんいかがお過ごしですか?
レイは実家には帰らず、
元日からDXのお部屋にINしてたりしたのですが、
あんまり人が来ないのでやめて、
その後もポツポツINしたりしていました(^^;

実はレイの家にもついにテレビが手に入って、
それで年末年始は特別番組を見ることができました。
特にレイはお笑いが大好きなので、
これは大きかったな(*^-^*)

後、その他知人などがレイを憐れんでくれたおかげで、
おせち料理やお雑煮などももらって、
なんとか形だけでも正月気分を味わえることに・・・。
本当にありがたいことです。
そして、初詣も、一応行きました。
おみくじの結果は散々だったのですが・・・。

とにかく向かい風でもがんばらないわけにはいけないのが人生なので、
やっていきますよ。
今年もよろしくね♪

↓写真は、新年らしく?えっちな巫女さんのえっちなお払いです♪
『風の谷のナウシカ』?
2008年12月17日 (水) 23:52 | 編集
この話、初めの方はアニメ版と少し重なる部分もあり、
戦争の話ということでまだ分かりやすい部分もあるのですが、
終盤になるにつれ、とんでもなくスケールが大きくなり、
世界の隠された秘密が明らかになり、
最後には哲学的なまでの話になってしまい、
かなり難解な話になっています。
以下は『風の谷のナウシカ』の解釈みたいなのを書きたいと思います。

まず、この作品を理解する上で大切なのは、
この話の舞台である世界が、
一度文明が滅びた後の世界の話だと言うことだと思っています。
作品の中ではそのことを「旧世界」と呼んでいます。
この話の前半は今の世界の話ですが、
後半は、現在のナウシカ達の住む世界が旧世界との関わりの中で
語られていきます。
ナウシカは「腐海が生まれたワケ」ということをアニメでも言っていますが、
これを追求していくうちに世界の大きな秘密
というものが解明されていくのです。
アニメ版でも腐海が生まれた理由は、ある程度まで解明されます。
それは、腐海はこの汚れてしまった世界を浄化するために生まれた、
と言うことです。
アニメ版ではそれでナウシカが喜んで終わりなのですが、
漫画版では話が進んでいくにつれ、少し展開が違ってきます。
実は、腐海が世界を浄化するために生まれたのはその通りだけど、
そうして浄化された世界では、
今の人間(ナウシカ達)は生きられないのです。
要するにナウシカ達はこのまま浄化が続けば
いずれ死に絶えてしまう種族なのです。
ナウシカ達は腐海の出す強い瘴気(しょうき)
の中では死んでしまうのですが、
実は瘴気が全く存在しなくても、
それはそれで、生きられない体の構造になってしまっている。
では何のための浄化か、という話になってきます。
それに、腐海の存在する意義自体、また分からなくなってきます。
そこで、ナウシカが思い至ったのは、
そもそも生命が何か目的を持って生まれるということ自体が
おかしいということです。
そうした生命があるとすれば、
それは人の手で作られた生命だけなのではないか。
生命はそれ自体で意味を持つ、
というのはこの作品全体を貫いているテーマでもあります。
生命主義とでも言えるのかもしれませんが、
本来、生命は自己目的的な存在であるべきということです。
そうであれば、
腐海が世界の浄化を目的として存在しているというのはおかしい。
そこでナウシカは、腐海は人工の生物なのではないか、
と考えるようになるのです。
人工というからには作った人がいるわけですが、それは旧世界の人々です。
では何のために旧世界の人々は腐海を作ったのか。
そこで、旧世界の人々の立てた壮大な計画と言うのが明らかになるのです。
旧世界の人々は旧世界の滅亡のときに何をどう考えたのか知らないが、
とんでもない計画を立てた。
それは、今の世界が滅亡した後、
汚染されすぎてどうしようもなくなった世界を腐海によって浄化させた後、
全く新しい世界として理想の人類の世界を再構築しようと言う考えです。
つまり、
滅亡した旧世界→ナウシカ達の世界(「長い浄化の時」などと言われる)→新しい人類による新世界。
という感じでしょうか。
つまり、ナウシカ達の世界は
新しい人類の世界を誕生させるための布石として存在する、
中継ぎの役割を背負わされている世界ということになります。
そもそも腐海によって世界が完全に浄化されてしまった暁には、
ナウシカ達は死滅してしまう。
旧世界の人々にとってはそれも計画の内で、
死滅した後の新人類の卵までもが
「土鬼帝国」の「墓所」には用意されています。
「土鬼帝国」の「墓所」はこうした計画実行の中枢の役割を担っていて、
そこには世界をシナリオ通り進めていくための人工の神が存在しています。
もちろんこれも旧世界の人々が作ったものです。
その神は墓所にいる人間たちを手足のように使って、
この計画を遂行するために利用している。
墓所の人間たちは腐海による浄化の暁には
新しい穢れのない世界で自分たちが生きていけると考えているけれど、
実は浄化された世界では今の人間は生きていけない、
墓所の神はその真実を中継ぎの人類には隠したまま、
しかし計画の片棒はかつがせ、利用している。
前にも書きましたが、旧世界の人々にとって、
ナウシカ達の生きている世界はその後に来るはずの
新世界の誕生を準備するためだけに存在する世界であり、
それ自体では存在意義がない世界なのです。
ナウシカが最後のシーンで怒ったのはそのためです。
生命はそれ自体で意義を持つはずなのに、
それを道具のように利用する人間の傲慢、
例え高貴な理想のためにも生命を冒涜するそうした行いは許されない。
「生命を弄ぶ」という表現がナウシカには出てきますが、
これはナウシカにとっても最もやってはならなタブーになっていて、
物語の中盤に粘菌が爆発的に増殖して大惨事を招いたのも、
土鬼の科学者達が腐海を兵器として用いようとしたためでした。
そして、そうして生まれた粘菌であろうと、王蟲であろうと
一度生まれた以上、それ自体で存在意義はある。
これがナウシカ全体を通して流れている
主要なテーマの一つだろうと思います。
そして、同じようにして、
旧世界の人間にとっては新世界のための手段に過ぎず、
道具に過ぎなかったナウシカ達人類も、
一度誕生した以上それ自体で意義を持つはず。
そう考えたナウシカは墓所を破壊し計画をぶち壊してしまいます。

ちょっと長くなったのでこれで終わります。

『風の谷のナウシカ』?
2008年11月23日 (日) 21:41 | 編集
こんばんは(o^-^o)

前にブログを再開しようか、
などと書いておきながら、
また当分の間、放置してしまっていました(^^;
すみませんo(*,",)oぺこり
レイもあれからいろんな漫画や映画を見たのですが、
今日はタイトルにもあるとおり、
宮崎駿さんの『風の谷のナウシカ』をテーマに少し書いてみようかと思います。
『風の谷のナウシカ』と言えば、
世界の宮崎アニメの原点とも言える作品ですが、
今回とりあげるのはアニメの『風の谷のナウシカ』ではありません。
漫画の『風の谷のナウシカ』なのです。
『風の谷のナウシカ』に漫画版があることはどのくらい知られているのでしょうか。
知らない人がいれば、ぜひお勧めしたい漫画です。

まず、漫画版とアニメ版では、
大きく内容が違うことを先に断っておかなければなりません。
詳しいことは知らないのですが、
宮崎さんの構想に最初にあったのはおそらく
漫画版の方なのだろうと思います。
それをアニメ化しようとしたけれども、
時間や費用の制限などから、
大きく内容が限られたアニメ版が製作されたのでしょう。
アニメ版では辺境国家である「風の谷」と、
そこに侵略してきた「トルメキア王国」の話でしたが、
漫画版ではこれが全く違います。
まず、漫画版の内容は
「トルメキア戦役」という戦争を主題に据えた内容であること、
その「トルメキア戦役」とは
「トルメキア王国」と「土鬼帝国(ドルク帝国)」の戦いのことである
と言うことが違います。
アニメ版では「土鬼帝国」の「ド」の字も出てきませんが、
漫画版ではほとんどがこの「土鬼帝国」を舞台に物語は繰り広げられます。
また、ナウシカの所属する「風の谷」は、
トルメキア王国と同盟関係にある一辺境国家である、
ということになります。
ここからはちょっとネタバレになっていくので注意してくださいo(*,",)oぺこり
まず大まかなあらすじです。
「トルメキア王国」と「土鬼帝国」の戦いである「トルメキア戦役」の中で、
腐海を武器に使用しようとした「土鬼帝国」が原因となり、
王蟲の大海嘯(だいかいしょう)が発生してしまいます。
大海嘯というのは、アニメ版にもあった、
王蟲が大群となって人の住む世界に押し寄せるアレです。
そうして結局「トルメキア戦役」は泥沼状態になり、
「土鬼帝国」の皇帝は死に、
「トルメキア王国」の王もまた死ぬ、と言う共倒れ状態になって終わります。
ナウシカはそうした混乱の中で、腐海の真実を追求しようと独自に動き、
「土鬼帝国」にある、旧世界の技術が残ると言われる「墓所」で、
ついに腐海の真実を突き止める。
これが大まかなストーリーだと思います。

→?に続きます♪

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びーちゃんが死にました。
2008年08月14日 (木) 14:05 | 編集
レイです。
非常にお久しぶりです。
最後に記事をあげてからもう1年以上になりますね。
最近、ブログの活動を再度開始しようかと思っています。
その前に、最近レイの周りで起きた出来事を書いておこうと思います。

実はレイが子供の頃から飼って、
長年親しんでいた愛犬のびーちゃんが
先日、死んでしまったのです。
びーちゃんはレイの実家で父と一緒に住んでいたので、
レイは実家に電話するまでそのことを知りませんでした。
次の日に早速実家に帰り、手続きをして
市の運営する斎場に火葬してもらいました。

斎場は天国に近いところをイメージしたところで、
きれいに手入れされた庭園には花が咲いていました。
今頃はとっくに火葬されて、
もう天国にいるのでしょうか。
天国からずっと、レイのことを見守っていて欲しいと思います。
浦沢直樹『モンスター』
2007年05月05日 (土) 06:13 | 編集
というわけで、久々の記事は
言わずと知れた浦沢直樹先生の代表作、『モンスター』です。
某匿名掲示板などでは結構いろいろ批判されてるらしいのですが、
レイはふつ〜に面白いと思いました。
というか、批判なんてしようと思えば何でもできるじゃないですか。
そういうのが有意義なときもあるでしょうが、
ただ批判するだけでは意義がないと思うわけです。

お話は、ジャンル的にはミステリーに近いと思います。
始めは『Dr.コトー・・』とか『医龍』とかみたいな医者物のようですが、
全く違い、犯罪物、社会物です。
こういう硬派で本格的なの、レイはなんだか好きなのです。
ある程度の粗筋は書かないとお話にならないので、書きますが、
主人公は天才的な医者、Drテンマです。
テンマがある日病院に運ばれてきた少年を助けるわけですが、
その少年は実は漫画のタイトルともなっている『モンスター』、
簡単に言えば殺人鬼だったわけです。
テンマは自分がそんな『モンスター』を助けてしまったことに対する責任や、
その他いろいろの理由から、
彼を追って旅をする羽目になるわけです。

このお話、何が面白いかと言うと、
『モンスター』のルーツというミステリーをめぐる謎、
ということだと思います。
このルーツが、
レイの予想を超えて深かったことが、
レイをしてこの漫画を面白いと言わしめているのです。
つまり、なぜこのようなモンスターが生まれたのか、
これがこの漫画の全体に一貫して流れるテーマです。
もちろんそれは、
彼の生まれた家庭は貧しく、父親は酒飲みで時に暴力をふるい、
母親はそんな父に何も言うことができず、ただ唯々諾々と従うだけで
彼に何ら母親らしい愛情を示すことはなかった。
・・・などというありふれたルーツではありません。
モンスターのルーツは、
社会はもちろん、歴史、政治、そして心理学、哲学へと深まっていきます。
そうして集約された問いへの答えというものが、
作者の強いメッセージとなって、読者に届くという・・・。
なんともうまい作りになっているんですよ、この漫画は。

まぁそれに、・・この漫画さん。
演出や話の運び方が巧みなんですね。
いいところで、別の話題に移り、
思いもよらないところで意外な真実が明らかになり・・と、
なかなか息をつかせません。
それに、話の節々で、
ちょっと関係のないようなヒューマンドラマのような
エピソードがはさまりたり。
こういうのがたぶん、読みなれてくるとむかついてくるのかもしれませんが。(^^;

まぁ・・とはいえ、
好き嫌いはあると思うのですが、
面白いと思うのでぜひ読んでみて下さい。


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お久しぶりです
2007年05月05日 (土) 06:11 | 編集
こんばんは。レイです。
長らく放置してみて、久しぶりに書きこみです。
うぅん・・つぶれてはないな。
書き込みも・・・できるな。(^^;

まずは、放置して申し訳ありませんでしたm(_ _"m)ペコリ
とはいっても、もう2度と放置などしません、とはいえないのですが・・・(^^;

久しぶりに漫画の感想の記事をUPしようと思います。
今までと違い、もっと簡単に、
もっと気楽に書いてみようと思います。
したがって文自体を短くすることを考えています。

ん?レイですか。
レイは放置していた間もふつ〜にDXパフォを続けていましたよ?
何も変わりません。(^^;
みなさんも変わりなく、お元気ならば幸いです。m(_ _"m)ペコリ

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